第8章 おまけ《結婚のご報告編》
≪家入硝子の場合≫
「え?なんて?」
「だから...結婚する。」
「誰と、誰が。」
「僕と珠が。」
「まじで?」
「『マジで。(です。)』」
硝子が治療室に帰ってきた、今。
治療室には私と悟と硝子の同期がそろっているので、丁度いいとばかりに、悟が今しがた決まった結婚の報告をしている。
あまり普段から表情の変わらない硝子でも流石に驚いてくれたらしい。
いつもより目が大きい気がする。
(言ったら怒られるかもだから言いません。)
「...珠。今日、うちに集合ね。」
「え、僕は?」
「来るな。女子会だから。」
『わかった。報告書作ったら買い物しておくね。』
「うん。よろしく。ハンバーグがいいな。」
『はーい。』
今日は硝子のリクエストに応じてあげよう。
「なんで僕だけ仲間外れなのさ。まぁ、いいけど。また3人でも同期会やってよね。」
「はいはい。五条は仕事戻りなさいよ。珠はその点滴終わるまで安静ね。」
「え、僕もまだ貧血の病み上がりなんだけど...。」
「自分の家のベットで寝ろ。」
「ちぇ。まぁ行くところあるからいいんだけど。じゃ、珠は大人しくここにいるんだよ?」
『わかった。ありがとう。』
「五条。珠。」
「ん?」
『なに?』
「おめでとう。」
「『ありがとう!』」
硝子からの "おめでとう" が嬉しくてたまらない。
≪Fin≫
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