第2章 両面宿儺
今日という日を私は忘れられないだろう。
そう、両面宿儺の受肉をきっかけに、私の、いや私たちの運命がなにか大きく変わろうとしている気がした。
「今、仙台これる?」
はじまりは彼のこの一言...だったんだと思う。
昨日からめぐと五条が仙台に特級呪物の回収でむかっていた。
めぐ1人ならともかく、ただの呪物の回収に五条が行くのも不思議だったのにプラスで私まで呼ばれるって...。
何かがあったのは明白だった。
『急いで仙台まで』
「えっ、仙台ですか?」
『急いで!お願いします。』
「は、はい!」
車の中で、先程の五条からの電話の内容を思い出す。
『え、仙台?』
「うん。ちょっと面白いことになっちゃってさ。」
『面白い...こと?それ、私が行く必要あるの?』
「今後に関してもちょっと協力して欲しいことあるんだよね。あと、一般人と恵が重傷なん『すぐに行くわ』...ははっ。恵のことになると必死だね。じゃ、待ってるね~」
『当たり前でしょ。で、どこに行けば良いのよ!』
「とりあえず、杉沢第三高校でヨロシク!」
『わかった。伊地知さん連れてすぐ行く。』
ほんとに大丈夫なのよね、あいつら。
...ということがあったのが20分程前。
すぐに伊地知さんをたたき起こして車を出してもらっている。
五条の奴、たいした事なかったら、2発(私と伊地知さんの分)殴ってやる。
つくまで寝よ...。
2人とも無事でいてよね...。