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桜月夜の、鎖

第1章 最悪の再会


チカチカする、視界。
ボーッとする、頭。
短く速く、吐き出される呼吸。


両手の圧迫が消えたことすら、気付かなかった。


「何へばってんの」
「え」
「これからだろ?」



ぐ、て。
手の甲で唇を拭いながら。
目を細めて笑う、蓮と視線がぶつかって。
瞬間。



「………っ!?や、今……っ」


ぬぷ、と。
指先が先ほどよりも意図も簡単に。
なかへと、沈んでいった。



「………っは…ッッ、ぁあ!!」


い、った……っ
おも、い。


「━━━っ、まじキツ、これ」

「ひ……ッッ、っぁあああ!!」



指先が増やされ、なかをひろげるように、押し進んでいく。
ミシミシと、なかが軋む。


「れッッ、ん!!無理無理!!お願いやだ!」
「無理じゃねぇよ、ほら、おまえのいいとこ、忘れてねーし」


「ぁああ……っ!!」


ぐり、って。
なかを押されただけで、一気に愛液が溢れだす。
チカチカと、星が舞う。


「動かすぞ」
「やッッ!!だめ!?……っ、ぃ……ッッ、ぁあああ!!」


蓮の腕を引き剥がそうと両手で腕を握るけど、そんなの、蓮の言う、所謂『無駄な抵抗』、なわけで。
行き場をなくした両手は、枕にしがみつくことで結局刺激を逃がすしか、出来なかった。


「………ほら、もう絡み付いてきてる」
「や、だ……、蓮、お願い……ッッ、こんなの間違ってる。蓮………」
「呑み込んで離さねーの、おまえじゃん?ほら、も一回、イっとけば」
「嫌!?やだ蓮………っ、それやなの!!はや、ぃ、ぁっ!!」


音が、響く。
抜き差しされる度に、身体が震える。
やだ。
嫌だ。
また、くる。


━━━━━きちゃうっ!!



「いやぁぁああ━━━━━ッッ!!」




ガクン、て。
また、身体がシーツへと沈む。
だけど。
呼吸を整える前に腰が引かれて。
足が、開く。
クッションが、腰の下へと宛がわれて。
これから行われることに。
一気に身体から温度が消えた。
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