【ツイステ】エース デュース *R18 3P 本番なし
第1章 1
バサッ
ソファはきっちり受け止めてくれたが、エースと触れ合うくらい体も顔も近くなってしまった。
「……えっ」
「……あの……さ。監督生…。」
「……なに……。」
腕は掴まれたまま。
じっと見つめてくるエース。
でも強い目力なんかじゃなくて、とろんとした優しい目。
普段のエースからは想像できない、何かの術にかかったみたいで思わず目を離したくなる。
「…………。」
「……。」
えっなに急になにこの空気。
もう部屋行っていいかな、いや絶対違うよね。なんて、頭の中でぐるぐると思考が飛び交う。
「……ねぇ、オレ…かんとくせ…こ……っていったらどーする…。」
「え?」
は?ぼそっと言われて何だかよく聞こえなかった。
すると
腕をぐいっと引っ張られ、
エースの顔がゆっくり近づいてくる。
「……すき。」
その時、今キスを迫られてるんだとやっとわかって
、唇が触れそうになった時慌てて顔を逸らした。
「……っ嫌、だった…?」
嫌、というかエースのことは好きだけどそういう風に意識したことはなかったかもしれない。でも多分それはデュースも一緒で、いつも3人とグリムでいたからそういう感情に気づかなかっただけかもしれないけど…。
今正直、混乱してるけど
すごくドキドキもしている。
わからない、私はエースが好きなのか。
「……あの……私…わかんなくて……。」
「…………そっか…。」
「誤解しないで欲しいんだけど、エースのことは嫌いじゃないよ。でもいつも3人でいるから、その……そういう感情なのか、どうなのかよくわかんなくて…。」
「そーゆーこと…………。じゃあ……確かめてみる?」
「えっ?」
次の瞬間
視界が90度変わった。