【テニス】手塚夢 *未来 NTR 流され 本番なし
第1章 1
仕事の出張でドイツへ来ている🌸
手塚とは中学の頃から部活や生徒会で一緒になり、いまでもたまに連絡を取っている仲のいい友人。
🌸は中学の頃から同じテニス部の○○(好きな青学のキャラでおk)と付き合っている。
ドイツへ出張に行くことになったとメールで伝えたら、久しぶりに会って食事でもしないかと誘われた。
私は交際している彼がいるが、彼も手塚のことはよく知っているし、2人きりで会うことには特になにも言わなかった。
待ち合わせ場所へ行くと既に手塚が車で迎えに来ていた。
「久しぶりだね」とか、何気ない会話をして車に乗り込む。
しばらく車を走らせ、あらかじめ予約しておいたらしい高級そうなレストランに到着した。どこに連れていかれるかわからなかったけど一応ドレスコードを気にしておいてよかった。
「この間の試合見たよ、相変わらずすごいね。優勝おめでとう!」
「あぁ、ありがとう。」
そんな風に仕事やテニス、お互いの近況などを話しながら食事をしていた。
「お前、少し飲みすぎじゃないのか。」
と手塚に言われて気がついた。
美味しい料理と会話にワインもだいぶ進んでしまっていたようだ。
彼は運転があるからとノンアルコールのものしか飲んでいなかった。
「大丈夫、大丈夫。」
そう思っていたけど。思ったより度数のキツいものだったのか、
「それじゃあ、そろそろ帰ろうか。」
「うん。」
席を立とうとした時
ガタッ
「本当に大丈夫か?」
フラッとして、バランスを崩してしまった。
手塚に優しく肩を抱かれている。
「ごめん、大丈夫だから…。」
びっくりしてすぐ彼の腕を解いた。
「……。」
なぜか彼の表情は曇っていた。