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外套 -自由-

第5章 ハジメマシテ




ひらひら
「明日から来るよ~~★」

パタン


ぐわっ
「天音には嫌な思いさせるなー!」

「まぁまぁシグマさん···。」

くるっ
「君は優しすぎる。···大体この店に来る魔物達に補給してるし···。」

「あー···でも大半は頭撫でたりとかですよ!太宰さんから聞きましたが、あれなんですね!頭撫でたり手を繋いだだけでも魔力供給が出来るって」

ぴよ
「!?」

「前に太宰さんが私の頭を撫でながら呪文したんですよ!凄いですよね~~!」

スッ···。
(確かに···悪魔の魔力が天音を包んでるから、無闇に補給しなくて····だったら)

「うわぁ///ごめんね!」


PON!

「シグマさん!?(いきなり消えた···)渡しそびれたな··今日のマフィン。自分で食べるか」

あー···。



ぱくっ
「ん。」
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