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sing for you

第5章 努力


コンコンっ

パパの部屋がノックされて
元太が入ってきた

「パパ、お姉ちゃんご飯だって!
 公輝さんたちも一緒にどうぞってママが」
「分かった今行く」

パパがそういって
「ことり、行こうか」と私に言った

「うん」
「公輝らも食ってけよ」
「じゃあ、お言葉に甘えて」
「ありがとね」
「いただきます」

ゾロゾロとパパたちが部屋から出て行って
私も後をついていった
元太が里穂さんと楽しそうに話しながら笑ってる

「ことりちゃん」
「あ、江莉さん」

何かな?

「ことりちゃん、頑張ってね
 いつか一緒に共演できるといいね」
「はい!頑張ります」

江莉ちゃんはそういって
「その意気」と言って
笑った

――――――――――――

今日は歌って怒って色々あってお腹すいた~

「ママー、ご飯おかわり!」
「ことりってばよく食べるわね、お腹壊しちゃうんじゃない?」
「大丈夫!今日はすっごくお腹空いてるんだ」
「そうなの、じゃあはい」

ママからお茶碗を受け取って
パクパクと口に放り込んだ

「公輝さんも里穂ちゃんも江莉ちゃんも足りてる?」
「足りてるよ、ありがとう愛実ちゃん」

アワトレの皆ってママとも仲がいいみたいだから
皆の昔話とかがじゃんじゃん出てくる
それを聞いてると元太と私もパパたちの昔を想像できる

「ねーお姉ちゃん、パパたち仲良しだね」
「そうだね」
「お姉ちゃんもコンビの人と仲いい?」
「え・・・・・・?」

私?
私は・・・・・・メロディーと仲がいいとは言えないよね
だって、あんな感じだし


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