第3章 ~転機~
そんな私に転機が訪れたのは
その日の帰りだった
樹里亜と共に
CDショップに寄り道して
そのCDショップに貼られている張り紙をふと見たときだった
「わっ樹里亜これ!」
「えー何々?」
樹里亜に張り紙を見せると
樹里亜はそれを見て
「あっ」と呟いた
私が見たのは芸能プロダクション「ラズベリーズ」の新入タレント募集の張り紙だった
こっこれって・・・・・・
タレントになれるチャンス!?
ラズベリーズって結構有名なトコじゃん?
「ことりっ、応募したら?」
樹里亜が私に言った
このオーディションに受かったらタレントになれるかもしれないんだ
受けたい!
「パパたちに相談してみるよ」
私はそういって
ウキウキ気分で家に帰った
こんないいタイミングでタレントのオーディションがあるなて
神様ありがとうっ