第2章 不仲
何も肌を隠すものが無くなったの裸体は美しいフォルムを描いていた。
所々に先程付いた紅い跡が咲いている。
スラッと伸びた足にジンの手が触れる。
が軽く抵抗するもそれは無意味と言えた。
段々広げられていく下半身には羞恥心を感じて思わず顔を横に向けた。ジンにだらしない顔を見られたくなかった。
何回同じことをされてもやはりこの瞬間は恥ずかしい。
大きく開かれた足は行き場を無くす。
丸見えになったの秘部を見てジンは軽く笑った。
「これは少し感じすぎじゃねえか、なぁ……」
「知らない…」
「なら自分で触って確かめてみろ」
ジンはの手を掴むとそのまま秘部を触らせた。
ヌチャ…という水音と粘着質な何か。
少し触れただけでも分かる。
普通じゃない量のそれが自分の秘部から溢れていること。
が羞恥心に駆られるのを見てジンは笑みを浮かべた。
「その指は自分で舐めて綺麗にしろ」
そう言うとジンは愛液が溢れ出ている秘部に指を1本挿入した。
クプ、と音を立てて沈んだ指は熱くトロトロになった膣内をゆっくり探っていく。
「はぁ…ん…」
「さっさと舐めろ」
「んっ…分かってる…」
は自分の愛液で濡れた指を口に咥えた。そして舌で根元から舐めとっていく。
指を舐めているのは自分の舌であるのに、はその感触に快感を感じていた。
ジンは指を2本に増やす。しっかり奥まで沈めると膣内のザラザラとした壁をグッと押す。
「ああっ…」
は指を咥えながらも声を漏らした。
弱いポイントを責め指先は段々とそのスピードを上げていく。
グチャグチャグチャ…と水音も激しくなりトントンと膣壁をノックする間の感覚も短くなる。
「あぁぁっ…ああっ…だめっ…」
は口を閉じることが出来ず指が入ったまま喘ぎ続ける。
ジンはの膨れている陰核を露わにするとそこに顔を沈める。
そして舌先で這うように全体を舐めた。
「んああっ…!!!」
そのままクリトリスを強く吸って、追い討ちをかけるように舌先で素早く上下に舐める。
それと同時にジンは膣内の2本の指をグイッとを押し上げた。