第8章 告白
「・・・え」
「あの、急にごめん!」
「いや、その、、、」
頭を下げてみたけど、やっぱり
照れくさくて、ちゃんを見れば、
彼女は顔を赤くして、ぽーっとしてる。
このお店が暑いのか、お茶が熱いのか
もしかしなくとも、俺に対して
照れてくれるなら
それは、メチャメチャ嬉しいし
可愛いなって・・・思うじゃん?
「わ、私・・・コク告白されたの、
ハハハ初めてなんです、ヨヨヨ」
慌てて話すちゃん。
それが、なんか可笑しかった。
なんだか、愛しいなって。
これが、恋というやつよ。
「ふははは」
「な、何笑ってるんですか!」
「ごめん・・・なんか力抜けちゃった」
肩が軽くなっていく。
やっぱりすごいよね、ちゃんは。
改めてわざと咳き込んだ。
それから、男らしく、言ってみる。
「俺、ちゃんが好き。
だから、俺と、付き合ってください」
俺の、パートナーに、なってください
。