第2章 特別レッスン|黄瀬涼太×青峰大輝
黄瀬と青峰により
舞は家まで送ってくれることとなった。
『ありがとうございました。』
黄瀬「じゃあ、明日…!」
黄瀬は手を振り、青峰と暗がりに消えて行った。
舞は家に入り、自室で呟いた。
『はぁ…。なんで断れないんだろう…』
今回も舞は断れなかった。
でも…今回は断らなくてよかったのかも知れない。
もしかするとこの機会に男性達との関わり方や断り方を身に付けれるかも知れない!と思いつつ、その日は疲れてしまい、舞はベッドに横たわると眠りについた───。
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朝になり学校へ行き、授業を終え
レッスンをする為、待ち合わせの場所に向かった。
『…ここ、だよね。』
待っていると舞っち〜!と言う
黄瀬の声が聞こえた。
振り向くと黄瀬と青峰が立っていた。
『あの、…今日はお願いしますっ!』
舞はぺこっと頭を下げ…
黄瀬は微笑み「そんなに気張らなくていいっスよ!」といい、まずはカラオケだ〜っ!といい黄瀬と青峰と共にカラオケに向かう事となった。
カラオケの店内に入り
黄瀬「3人だと部屋が狭いんスね〜?」
これじゃ二人用と変わらないっスね、と言いつつ
舞は黄瀬と青峰に挟まれるように座ることとなった。
青峰「いや、そっちあんだろ、黄瀬!そっち座れや!」
黄瀬「いいじゃないっスか〜!ズルいっスよ!」
舞は二人の間に挟まれ頬が紅く染まっていた。
黄瀬「あー、かーわいいっ♪紅くなってるっスね☆」
といい優しく頬に触れた。
ボソッ…
青峰「なに、触ってんだよ」
黄瀬「あー、青峰っちなんか言ったっスか〜?」
イラッ…
青峰「なんもねぇよ!」
黄瀬「舞っち!じゃあレッスンするっスよ〜♪?
じゃあ先ずは〜キラキラレインボー歌ってる間、俺と青峰っちと手、繋いでいよ〜う♪☆」
『…っ///恥ずかしい…//です…//』
黄瀬「ノンノンノン!あ、後その敬語もついでに辞めるっスよ〜♪あ、因みに〜歌は俺が歌うっスから大丈夫っス!ね?」
手、出して?といい手を繋いだ。
黄瀬「ほーら!青峰っちも手繋ぐっス!」
青峰「あ?ん、ほら…」
手を繋ぐと曲が流れ始めた───