第5章 ラッキーアイテム|緑間真太郎
女A「ちょっと!こっち来なさいよ!」
グイッと女Aと女Cに引っ張られ──
『…ちょっと!やめてよっ!』
舞は体育館裏の倉庫に連れ込まれてしまった。
ドサッ…
『痛っ!…なにするのよっ!』
女B「私から緑間くんを奪ったの。だから…わかるでしょ?」
女Aや女Cが扉を閉めようとする。
『なっ!やめて!』
舞は女Bに立てないように押され、座り込んだ所で
嘲笑うように口角を上げ女達は倉庫の扉を閉めた。
バタン…──
『嘘でしょ…』
ガサッ…
『きゃ…んぐっ!』
舞は口を抑えられた。
『んっ!んんっ!!!!』
舞は涙目になりながら相手の顔を見るため振り返った。
緑間「…どういうことなのだよ」
『…!!なんで…緑間くん?』
緑間「明日のラッキーアイテムを取りにきたのだよ。そしたら音がしてそのまま閉じ込められたのだよ」
『ごめんなさい…私のせいで…』
緑間「…誰かが来るまで待ってればいいのだよ。それより…」
ギュッ…と緑間に抱きしめられ
『緑間くん?////』
緑間「俺がいる時でよかったのだよ」
チュッ…とキスを落とし
『…っ///ごめんね…』
緑間「悪いのはアイツらなのだよ…それに…」
チュッ…くちゅ…
『んっ…ふぁ//ちょ…あっ///』
きゅっと緑間の手を掴み
『こんな時になにするの…///』
緑間「この状況、悪くないのだよ…」
『…はぁ//!?それど…んんっ!///』
頭部に手をやり、深く口付けられる。
くちゅ…ちゅ…とキスの音が倉庫の中で響く──。
『っふぁ//まっ…んぅ////』
緑間の舌が口を割り入ってくる
『ふっ…あっ//んんっ…////』
緑間「っは…//アイツらはバカなのだよ…、この状況にさせたのは…逆に…」
ドサッ…──と舞は緑間に押し倒され
『っ////』
緑間「止まらなくなるのだよ…」
『だ、ダメだよ…//それに…ここじゃ…やだ////』
といい、緑間にギュッっと抱き着いた。
緑間「…。その言葉に偽りはないな?」
『?…ない、けど…?』
緑間「じゃあ、行くのだよ」
『?いや、扉…閉まって…』
ガチャガチャ…──
『え?なんで鍵…』
緑間「フッ…」