第3章 笑ってたいんだ|黒子テツヤ
黒子「彼女が応援に来てくれていたことを僕は知らなかったですが正直、嬉しくなりました。例え応援に来れなくなったとしても二度と僕達が会えないわけじゃない。そう言うと、気付いたら僕は彼女にキスをしていました。」
日向「黒子…お前…」
黒子の肩に手をやり
日向「めちゃくちゃいい恋してんな…✧︎*。」
伊月「はっ!恋って言うから愛に来た…キタコレ*.+゚」
日向「とりあえず伊月、黙れ!」
火神「…で、付き合ってんだよな?」
黒子「付き合ってません」
火神「は?なんで付き合ってねぇんだよ!」
黒子「…僕にもわかりません。でも…もしかすると僕は彼女を泣かせてしまうかもしれません」
火神「泣かせる?」
黒子「僕は…」
火神「は?だからって、自分の気持ちから逃げんのか…」
黒子「逃げたく…ないです、でも…」
火神「何のためにそいつはお前に打ち明けたんだよ、そんで、お前も二度と会えないわけじゃない、会いに行けるって行ったんだろ?だったら、お互い会えんじゃん」
日向「それに実際、そこまで遠くないだろ」
小金井「頑張れよ、黒子っ!」
伊月「そうだよ、黒子!」
日向「くだらねぇこと考えて行動しなかったら後悔するのはお前だぞ、黒子」
火神「言えよ、ちゃんと素直な気持ちをよ!」
黒子「…っ、ありがとうございます…。頑張ります…//」
リコ「よかったわね、黒子くん!(ニッコリと微笑み)
全員(ゾッ…)
リコ「さーて、気を取り直して、特訓よ!特訓っ!!
やるわよーっ!ほら!気合い入れて!!始めるわよ!」
全員「(うわー…めちゃくちゃ忘れたァ…ずーん‥)」
──────────
特訓が終わり…──
黒子「火神くん…」
火神「会いに行ってくんだろ…」
黒子「はい。」
火神「あんま、遅くなんなよ、…」
黒子「はい、軽く話して帰ってきます。」
火神「おう、頑張れよ!」
──────────
ピロリロリン…♪
『もしもし…』
黒子「今、家の近くまで来ました。少し話せますか」
『今行くねっ//!』
『黒子くんっ!…お疲れ様っ…//』
黒子「舞さん、ありがとうございます」
黒子「舞さん、少し歩きませんか?」
『うん//』