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walking proud~呪術廻戦~R18~

第42章 confession



それなのに至極冷静沈着な態度でクマは続ける。


「恋をすることは苦しむことと同義らしい。苦しみたくないなら、恋をしてはいけない。でもそうすると、恋をしていないということでまた苦しむことになる。」



クマの言葉に五条も硝子もギョッとする。


「ちょっ…と待って…さっきから何?!
マジでお前ってなにもん?
クマもん?ポケモン?」

「ふーっ、やっぱ私、クマ太郎好きだわぁ…
これ、恋かなぁ。はっはっは」

「……てめぇら馬鹿にしてんのか?
人間に生まれなくて心底よかったぜぇ。恋愛だの片想いだの失恋だのってクソめんどくせぇかんな。」


「私もそれ思う。人間の男女ってマジめんどくさい。
でもさ……ねぇ、五条、」


突然、硝子は真剣な口調に変わった。


「 "誰にでも赤い糸で結ばれた相手がいる"ってゆーロマンチックな考えは持っていないけど、“運命の人”はたくさんいると思うよー?」


五条はその言葉に、顔を顰める。
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