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walking proud~呪術廻戦~R18~

第42章 confession



「なーんで俺って、好きな女がよりによって親友の女なんだろー」


「仕方ないよ。
好きになる相手なんて、自分で選べねーんだから」


硝子のその言葉が、やけに大きく心に響いた。



「愛とは他人の運命を自己の興味とすることであり、他人の運命を傷つけることを畏れる心なんだ。」


突然のクマの言葉に五条も硝子も目を瞬かせる。


「愛とは感性に属する事柄であって、意欲に属する事柄ではない。だから、欲したからといって愛せるわけじゃねーしましてや愛さねばと思ったから愛せるわけでもねぇ。…って…こんなことまだ高校生のお前らに言ったって分からねぇよな。」


「お…ま……オヤジかよ」

「クマ太郎やっぱやべー…
まぁ年齢不詳だしね…」


「若さっていうのは時に乱暴で凶暴なものなんだ。
それでも、その時に感じた感情というのはいずれかけがえのない財産になる。今はわからなくてもな。」


「「・・・」」


2人は目を見開いて立ち止まってしまった。

なんて返していいのか言葉が見つからない。
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