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walking proud~呪術廻戦~R18~

第42章 confession





あの日の夏祭りの帰り、4人とも全員着替えに行ってから高専へと戻り、そして何をしたかというと、夏油と五条が射的で取った景品の花火。


「花火って見るのもいいけど、こうしてやるのもいいよね」

「そうだね。」

夏油とレイが静かに線香花火を見つめている中、クマと五条は変色花火や手筒花火を勢いよく振り回している。

「うっひょおおお〜!!」

「おいくま野郎!!あっぶねえよ!!こっのやろ」

「てめぇ!おいらを燃やす気か!これを食らえ!」

「っあ!お前こそ俺の美しい髪を燃やす気かよ!」


「……うるさい奴らだ。本当に子供だな」

「ふふふっ…でも楽しそう。…あ!」

レイの方が夏油より先に線香花火が消えてしまった。

「ううぅ〜…悔しい。なにもかも傑には勝てないなぁ」

「はは… レイは本当に負けず嫌いだな」

レイは新しい線香花火を取り出しながら言う。

「当たり前でしょ、だって……」
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