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walking proud~呪術廻戦~R18~

第42章 confession


帰りの新幹線の中、2人は寝不足のせいで爆睡していた。

手を握りながら肩を寄せ合い眠っている2人の前の席で、クマはお土産のお菓子を貪り食っている。


2人の表情はとても穏やかで、さぞ良い夢を見ているのだろうと誰がどう見てもわかるくらいに、まるでそこだけ世界が変わっているかのような空気を纏っている。


そんな2人を見て、クマは思いだした。


こんな光景を確か…

どこかで見たような気がする…


そうだ、あれは…


あの夏の日だ。


そういやあの日、おいらは
めちゃめちゃ大事なことを言ったんだった。


おい五条、お前にだぞ。

でも本当は…

レイに言わなきゃならんことだったよな。

あれは。
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