第42章 confession
「僕は…傑とは違うよ…」
置いてかないし、死なない。
「どうしたら…信じてもらえるかな…」
そのためだったら僕は
なんだってする。
「ねぇ…僕は… レイに誓うよ。」
愛に対する治療法は、
より愛する以外にないんだ。
「レイより先に僕は死なない。
僕は… レイが死んだ1日後に死ぬよ」
それまでずっっと一緒にいるよ。
だって僕の愛は本物だもん。
本物の愛は、
愛する人にずっとずっと死ぬまで幸せにいてほしいと
願うことなんだ。
「ねぇ、レイ。
今から僕が言うことを、よく聞いて。」
そう言って唇を寄せ、目を閉じる。