第42章 confession
愛を恐れることは、人生を恐れることだ。
人生を恐れる者は、すでにほとんど死んだも同然だ。
だから僕は、恐れずに全部言う。
「僕はね…
何があっても、この世で1番にレイを想ってる。
レイがどこで何をしていてもね。
愛してるって気持ちも、守りたいって気持ちも、大切だって気持ちも…何もかも全部…。
例え僕が死んでもね、それは永久に変わらないんだ。
だって、レイは僕にとってずっと
1番に幸せであってほしい存在なんだから…。
好きとか大好きとかじゃもう
言い表せないんだ…
そんな想いはもうとうに超えちゃっててさ…
ふふ…自分で自分に呆れるくらいに
レイを愛してるんだよね…
伝わってる…かな…。
ちょっと気持ち悪いかな?僕…ははッ…
でももう遅い。
抑えられないんだ、この想いは…
ねぇレイにとっての僕もさ…
そんな存在って思ってもいいかな…?
少しくらい自惚れてもいい…かな?
そう…信じてるよ…。
それでね僕は…
レイが幸せでいてくれることが
1番の…なによりの…幸せなんだよね…
ずっとずっと昔から…。
だから死んでも離れない…永遠に…ね。」
これが僕の
ずっと探していた幸せだった。
愛してさえいれば
それは無限を意味する。