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walking proud~呪術廻戦~R18~

第42章 confession




「悟は…本当に…
ずっと私のそばに居てくれる?」


「え?いるに決まってるでしょ。何を今更」


「だって…っ…」


「……え…」


腕の中で、レイが涙を耐えるような声を漏らしたので五条は唖然とする。
体を離して顔を見ようとするが、レイが強くしがみついていて離れない。


「ちょ…と、レイ?突然どうし」

「ったの…」

「?…え?」

「…言ったの…そう、言ったの…っ…」














…傑も。









蚊の鳴くような小さくか細い声で聞こえたその名前。




「そう言った…のにっ…ずっと一緒にいるって…
言った…のに……行っちゃった…
私は…置いてかれた…捨てられ」

「レイ」




そして



聞こえてくる静かな泣き声。



「…ねぇ、… レイ」

「や…見ないで…っ…」


顔を見ようとしても、
その顔は胸にグッと押し付けられている。


五条はレイの苦しみを包み込むように優しく抱きしめた。

背中をさすり、あの時のような嗚咽を聞く。
そう、あの時みたいな。
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