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walking proud~呪術廻戦~R18~

第42章 confession


「何度も諦めようとした。でも、無理だったんだ。」


手が届かないから好きになったわけじゃなくて、
一時の感情でもなく、本気で想ってる。
憧れと錯覚してるわけでもなかった。



「だからもう、二度と後悔しないと誓ってる。」


もう二度と、自分に嘘をつかない。

もう二度と、レイを悲しませない。

もう二度と、
レイのことも、自分のことも
死なせない。






五条はレイを抱き寄せ、
前髪を退けて真っ直ぐに見つめた。


互いの潤んだ瞳が交わっている。





「あの日言えなかったことを、
今、言わせてよ。」





状況は違えど、
あの日のように浴衣姿の自分たち。

あの日、あの時のように、
またこの瞳でこうして向かい合って
静かに見つめ合う日が来るなんて、
誰が予想できただろうか。



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