第41章 youth 【準番外編】
「そーんなにぺちゃくちゃ喋ってると外すよ〜?」
五条の言葉に夏油は心底おかしそうに笑った。
「はっはっは。心配しないでくれよ、私が外すことなんて絶対ありえないんだから」
「いちいちムカつく奴だな〜」
クマと硝子はいつのまにか酒を飲みつつ見守っている。
「射的っておもしろいのか?」
「まぁね。やったことあるけどガキみたいな景品ばっかだからな〜しかも結構難しいし。
でもクマ太郎がやったらマジで1発も外さないだろーね」
「おいら景品じゃなくてよかったわ」
「アハハ!皆欲しがって狙われすぎてやばかっただろうね」
「にしてもここの店、さんざんだな…」
「ね。かわいそ。」