第41章 youth 【準番外編】
「りんご飴も食べたいけど、チョコバナナも食べたことないから食べてみたいよぉ」
「えぇ……」
「でしょでしょ!じゃー全員分買ってくるからちょい待ってて♡」
五条はクマと共に行ってしまった。
そうして戻ってきた五条の手には2つのチョコバナナと、脇に抱えられているクマの手には2つのイチゴチョコバナナ。
「へぇ!かわいい〜!おいしそ〜」
レイは目を輝かせながら渡されたピンクのチョコバナナを手に取る。
「???…なぁに?」
なぜか五条と夏油と硝子がレイをジィっと凝視しているので首を傾げた。
「なんでもないよ、レイ!
ほら食べて食べて!」
「?…うん。」
五条が急かすのでレイは先端にパクリと食いついた。
3人が息を飲んだような音が聞こえた。