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walking proud~呪術廻戦~R18~

第40章 scene ■




「ねぇレイ…僕さ…」


静かに言いだすその言葉に耳を潜める。


「なにがあってもレイのこと…
守るからね…」


「……え?いきなりどうしたの?」


「…僕は性格悪いからさぁ、この世界が終わろうとどうなろうと、レイさえいてくれればもうなんだっていいんだ。」


その言葉にレイは青ざめる。


「ちょっと…悟それは…さすがに不謹慎すぎる発言じゃ…」


「ふっ…重い?僕って…。こんな僕は嫌だ?」


とても静かな声で真剣に言われ、
ゾッとするその雰囲気に息を飲む。


「……嫌じゃ…ないけど。」

「もう僕は誓ってるんだ。
レイのためだけに生きるって…。」


そう言ってギュッと抱きしめられる。



「もう…嫌なんだ…大切な人を失うのは…
あんな思いは二度としたくないんだよ…怖いんだ…」

「……っ…」


何も言えなくなって、代わりに五条を抱きしめ返す。

大丈夫…ごめん…
その2つの言葉を飲み込んで。
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