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walking proud~呪術廻戦~R18~

第40章 scene ■




"1番疑うべきは神無月レイとその連れの特級呪骸じゃろう。誰がどう見てもこれ以上怪しい存在はない"


"っは?!もうボケたか、おじいちゃん?
そんなわけないんだよ、頭回ってるかー?"


"夏油傑と同じ術式に加え、あの強さ、そして特級呪骸…。そもそも突然蘇った点からしても…呪霊呪詛師側の人間であるとも考えられる。"


"んだとジジィ!あんたは彼女のことを何も知らないだろ!"


"ちょ、ちょっと五条、落ち着きなさいって"


"何も知らないだと?それは恋煩いで盲目になっているお前の方ではないのかクソガキ…。"


"おいこれ以上ふざけたこと抜かすなよクソジジイ。マジで殺"


"五条っ!!"


"あの妙に人を惹き付けるような力も奇妙すぎるでな…。
神無月レイと特級呪骸は1度事細かくきちんと調べる必要はあるまいか。危険対象として呪術界に知らせておくべきであるとも考える"


"マジで殺す!!!"



僕は腸が煮えくり返る思いを抑え込みながら立ち上がった。


…話にならない。
話す気も失せた。



出ていこうとしたけど歌姫に腕を掴まれた。
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