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walking proud~呪術廻戦~R18~

第40章 scene ■


落ち着いた頃に、2人ともひとまず浴衣を羽織り、
スマホを手に 並んで寝転んだ。

とりあえず、悪いことをしちゃったなと思いながらクマに電話をかけた。


«なんだよ»

「っあ、もしもしクマ?今どこでなにして」

«なんだ、事は終わったんか?»

「そっそんなこと聞かないでいいよ、とにかくごめん!戻ってきていいから!」

«あぁ?なんで上から目線なんだよ。おいら今忙しいんだ。»

「っえ?なんで?どこいるの?」

«心霊スポット»

「はぁっ?!なんでそんなとこ…え、どこ?!」

«京都の心霊スポットと言えばたくさんあるだろ。清滝トンネルとか深泥池とか、ちなみに今はまさに"夜の清水寺"ってやつだ。ここマジやべぇぞ。清水の舞台から飛び降りた奴はやはりうじゃうじゃいたらしい…»


レイは一気にゾクゾク寒気がし、鳥肌が立ってしまった。
スピーカーONにして聞いていた隣にいる五条も顔を顰めている。


「ちょっ!まさか全部まわってるの?!
もうやめなよ!いいから早く戻ってきて!!」

すると横から五条が声を出した。

「おいクマ野郎、変なの ひっつけてくんなよ?」

«ひゃっはっはっはっは»

プツッー

プー…プー…プー…


くまの笑い声と共に電話は切られてしまった。

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