第40章 scene ■

｢ねぇ…この顔が見られるのって、私だけ？｣

｢ふふっ…もちろんそうだね｣

｢…全然最強の顔じゃないね｣

｢っ…うるさいな｣

レイは少し嬉しそうに眉を下げながらまた五条のソレをグッと擦る。

｢っう！… レイ…ねぇ、さっきからそんなに煽って僕にどうされちゃいたいわけ？｣

｢ん？…最強じゃない悟が見たい｣

｢はぁ… レイ…んっ…ぁ…｣

｢ね、気持ちいい？｣

｢…っく…最強にこんなことするとかさ…っレイ
いい度胸だよね…っ…｣

擦るスピードが速くなり、五条の顔が卑猥に歪む。
耐えるようにレイの乳房を揉みしだき、首筋に噛み付いた。

｢っ…は…悟？…｣

｢最強の僕に、こんなことできるのも、
レイだけっ…だよ…っ…｣

｢ふふ、じゃあ私にも、イクとこ見せてよ…｣

｢うっ…えぇ？…本気？……っは…｣


レイは口角を上げる。
最強と謳われている男をこんなふうにできるのは、自分だけ。
そう思ったら加虐心が芽生えてきてしまった。