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walking proud~呪術廻戦~R18~

第40章 scene ■


縋り付くように、ギュッと抱き締めてくる五条の荒い息遣いと僅かな呻き声が、耳にかかる。


「っはぁ… レイ…きもち、い…っ…
…上手、だね…っ…」

「ん…そう?ふふふっ…」

「は…っ…楽しそうっ、だね」

「うん、楽しい」

「はぁ…それはなによりっですよ、姫っ…」


チュッと唇を奪ってから、またギュッとレイを抱き締める。

こんなの反則だよレイ…
本気でやばいよ…
レイからこんなことされちゃうと…

でも…でも…



「っは!でもダメっ!ストップ!」


限界が来ていた五条はレイを抱き上げバシャっと立ち上がった。
突然のことに唖然となる。


「えっ、なに?」

「もお無理っ。僕は限界ですっ、お姫様。」


湯船を出てそのまま壁際まで歩く。



「ほら、落ちないように足絡ませてて」


レイは言われた通りに五条の腰に足を絡ませ、首に両手を絡ませしがみつく。
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