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walking proud~呪術廻戦~R18~

第40章 scene ■


レイと五条は顔にかかった飛沫を拭いながら呟いた。

「もしかして…気を遣わせちゃったかな?」

「気を遣うなんてのがクマにあったんだな…」

「行きたいとこってどこだろう…」

「ホントはそんなのないとかだったら…」

「「・・・」」

2人は顔を突合せて複雑そうに笑った。

「ま、僕は見られていてもかまわないけどね?
クマだろうと、誰だろうとね。
最後までデキル自信ある。」

「えっ」

「ほら、もう上がるよ。僕さっきから生殺し状態も同然なんだから」

「生殺し?…え?」

あまりに可愛らしい顔で顔を覗き込まれ、五条はついクスッと笑う。
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