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walking proud~呪術廻戦~R18~

第40章 scene ■




「僕は、絶っっ対にそんな完結にはしないよ。
まぁ、安心してよ、僕、最強だから。」


ニッと白い歯を見せる余裕そうな五条。
レイは真剣に五条のサングラスの奥を見つめて言った。


「とにかく、約束はしないから。
今度こそ私は、大切な人を最期まで守る。」


五条は目を見開いたかと思えば瞬時にまた笑みを零した。


「……ふふっ。はいはい。」


「………はー…」


全く満更でも無い様子の五条にため息を吐いた。



悟は自分に自信を持ってる。

でも最悪の未来を全く想像してない。
昔の私と同じ。


想像力が足りない。




"現代最強呪術師"

そんなふうに言われてるから?



ねぇ、最強ってなに?


そんなのって、ありえない。


悟を信用してないとか、
そういうんじゃない。



ただ…



この世に100パーセントはない。

ってこと。


あのころみたいに、

最悪を全く想像せずに過ごす人生はもうやめたの。


もう二度と、

あんなに弱い自分にはなりたくないから。
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