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walking proud~呪術廻戦~R18~

第40章 scene ■




「ねえ、悟は?」

「へ?」

「悟はどうして、私のことが好きになったの?」


レイの少し照れたような、でも真剣なその表情を見つめながら、五条はふふっと笑った。



「見た目。…って言ったらどうする?」


「え。」


「うそうそ、じょーだん。」


「もう…。」


正直言って、見た目で惚れたなんて言われたら、かなりショックだ。
少々不機嫌気味な顔になりながら、早く言えとばかりに頬杖をついて五条を凝視する。


五条はもう一度コーヒーに口をつけてから、同じように頬杖をついてレイを真剣に見つめた。


「……早く」

「急かすなよ。いっぱいありすぎて…今頭ん中整理してんだ」


しばらく睨めっこが続いたあと、五条が少し切なげに笑った。
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