• テキストサイズ

walking proud~呪術廻戦~R18~

第40章 scene ■


「実はクマは…私一人の力で作ったんではないんだよ…」

「えっ、そうなんですか?」

「う、うん…」

「じゃあちゃんとその方にもお願いをしますっ!」

「あっ…え、とね、その人は…遠くに行っちゃって…
もう会えない…から。」

顔を曇らせて弱々しい声で俯くレイを前にして、全員その意を察してかたちまち慌て出す。

「ごっごめんなさいレイさんっ!
そうとは知らずにとても図々しいことをっ…」

「本当に不躾な発言をしてしまった…ごめんなさい」

「あっ!ごめんごめん変な話してっ!
ていうか…そもそもね、クマは突然変異だからっ…
その…どうしてできたのかとか自分でもよくわかってないの」


そうは言ったものの…


嘘だ。

私は…
ホントはもう分かってる。


必要なのは、
私の能力と…


それから……




「っわ?!」
「え?!」
/ 1492ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp