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walking proud~呪術廻戦~R18~

第39章 dignity ■


半強制的にそうなってしまった。
確かにどの部屋も広いのだが、服や私物を全て移動させるのは普通にめんどくさい。


「…ねぇ、でも少しはこの部屋に私物を残してってもいいでしょ?」

「うん、まぁクマなんてほぼ荷物ないしね。ただこれから先、寝るのは僕の部屋ね?絶対!」


ただ一緒に寝たいだけか…
レイはフフっと笑って承諾した。


「わかった。」

「じゃあ一緒にお風呂入ろ!」

「っえ!」

五条に手を引かれ、急いで下着とパジャマを掴む。


「っ待って待ってホントに一緒に?」

「そうだよ、なに緊張しちゃう〜?」


ニヤリと顔を覗き込まれ、つい目を逸らす。
なんでそんなにいつも余裕なんだろな…
ますますこんな自分が恥ずかしくなる…


「そ、そりゃあ…緊張するでしょ普通…」

「ふっ…だね。僕も。」

満更でも無い様子で五条はそう言いながら、脱衣所でレイの服を脱がせていく。
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