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walking proud~呪術廻戦~R18~

第39章 dignity ■


「あ、うん。」

「いよっしゃあ〜!!
じゃーレイさんっ!校庭で待ってるね!」

「しゃけ!」

「早くしろよレイ!」


3名はバタバタと行ってしまった。



くるりと振り返った五条にレイはまたビクッと肩を上げた。
腕を引き寄せられ、耳元でコソッと囁かれる。

「ふ…お仕置は帰ってからかな。さっきの続きもちゃぁんとしてあげる。覚悟しておけよ。」

レイが声も発せずにいると、五条はレイの背中を押した。

「さぁ早く行った行った!後で迎えに行くね〜!」

明るくそう言い、去っていってしまった。


子宮が疼きっぱなしのなんとも言えない不慣れなこの感覚に、次第に目眩すら起こりそうになっている。

頭の中が放心状態で、さっきから鼓動の音がうるさい。


"さっきの続き"

って……

いや、こんな所でそんなことを考えている場合じゃない。
絶対今、顔が赤いはずだ。


このまま行ったら確実に怪我をする…

なんとか数回深呼吸をする。

体も心もリセットしよう。
そう強く思いながら水道で顔を洗った。
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