第39章 dignity ■
くちゅくちゅと音が鳴り始め、声を押し殺せなくなってくる。
五条は目と鼻の先でずっと目を細め口角を上げている。
「ふふっ…」
「いっ…あ…んん…やめ…っ…」
鋭敏な刺激を与えられ続け、もう限界だった。
「…ねぇ、どんな感じー?」
「っあ…んんっ…さとっる…やめっ…」
「答えるまでやめないよ?」
片目を開けると、五条はどこか冷徹な笑みを浮かべて時たまキスを落としてくる。
「んんっ…あっ…はっんんっ…」
「言うまでまたキス地獄にしようかな?」
「あっ…ぅ…っん…ねぇ…さとっ…あぁっ!」
「まだまだいろいろ教えないとね…
僕がどれだけレイのこと……」
1番敏感なナカの部分を擦られ、蕾に親指が滑っているのがわかる。
立っていられないくらいに限界が来ていた。
目に涙が溜まってくる。
「はっ、そんな顔されると、教室連れ込んで無理矢理にでも犯したくなるよ…」
あぁ…
もう…もうだめ…!
イッちゃう…!
いっ…!!!
その時・・・