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walking proud~呪術廻戦~R18~

第37章 nightmare


「ふふ…じゃあこれを忘れないで。
If you want the rainbow, you gotta put up with the rain.」

「……どういう意味?」

「虹を見たければ、ちょっとやそっとの雨は我慢しなくちゃ。という意味よ。
生きていると、辛いことがたくさんあるわ。それでも、幸せになることを諦めてはダメよ。決して。」

「……Yes.」

「Goodgirl.
さぁレイ。今日はここを読んでみて。」

そう言ってイヴリンさんは詩集を開いて指を指した。
私はたどたどしい英語でそれを読む。

「To be yourself in a world that is constantly trying to make you something else is the greatest accomplishment.」

「Excellent!これはとても大事なことよ。よく聞いて。
― 絶えずあなたを何者かに変えようとする世界の中で、自分らしくあり続けること。
それがもっとも素晴らしい偉業である。
…ね、レイ、Don't forget.よ。」

「I see...でもね、イヴリンさん。私よく考えるの。
人と違うことは…良くないことでしょ?」

「っ!なぜそんなことを…」

「だって…みんな私のことを避けるから…
私が私らしくいたら…このまま誰も私のことを必要としない。」

「Be yourself, レイ。
自分らしく、感じたままを言葉にしなさい、なぜなら余計なことをいう人を大事にする必要はないんだし、あなたがこの先大事にしたいと思う人は絶対に余計なことはいわないから。」

イヴリンさんは私の両手を包んで真剣に言った。
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