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walking proud~呪術廻戦~R18~

第36章 inequality 【特別編】


加茂によって変態呼ばわりされていた東堂は、高田ちゃんグッズ売り場でいろいろと買い漁っていた。

急いで後ろから声を掛ける。

「東堂くん!」

「おう、どうだった?かなりよかっただろ?
生の高田ちゃんは!」

「あ、うん。とても…」

「おいてめぇ!よくもおいらのことをっ」

「え、なんだお前戻ってきたのか!せっかく高田ちゃんの私物になれたとこだったのに!勿体ねぇな。」

「っっざけんな!!
おいらはレイの所有物なんだよ!」

完全にいきり立っているクマをレイは宥める。

「もういいじゃん。無事戻れたんだし。
お約束の甘いもの、食べに行こう?
お昼の時間だし!
あ、東堂くんもよかったら…それから加茂くんも!」


加茂は冷や汗をかく。

「なんだ…これ…は……
…謎すぎないか?」

しかし、東堂のみ行かせるのは絶対ダメだ。
確実に迷惑をかけるだろう。

責任感の強い加茂は、結局ついて行くことにした。


謎の3人とクマという組み合わせで、ひとまずカフェレストランに入った。

東堂くんのおかげで貴重な体験ができたし、加茂くんにもお世話になったし、今日もしっかり奢ろう!と思っていた。


加茂はレイと同じ、コーヒーとサンドイッチを頼んだ。
どうやら加茂は、コーヒーがかなり好きらしい。

落ち着いている雰囲気と、優しげな態度、そして一人称の「私」は、やはりある人物を想像させられた。

目の前にいるだけでなんとなくドキドキしてしまう。


東堂は隣でAランチセットとBランチセットを頼み、クマはやはりパフェを頼んでいた。
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