第35章 wonder
レイは伏黒の元へ行き、クマを引き取った。
「… レイさん…
あれからいろいろと…大丈夫でしたか?
体調とか…」
「うん、ありがとう!
伏黒くんにまた会えてよかったよ!」
また屈託のない表情で笑うレイに、伏黒は少しだけ表情を崩した。
その様子を交互に見つめながら、釘崎は、「え、なに?知り合いなの?」とぶつぶつ言っている。
五条はレイの肩を引き寄せると、声を上げた。
「はいはいみなさーん!紹介するねー!
この人は神無月レイって言って、
僕の高専時代の同級生!!
ちなみに1級呪術師で、傀儡呪術学の天才ってだけじゃなく、なんと呪霊操術も扱えるよ〜!」
その言葉に、皆唖然とする。
伏黒恵「…どうりで1級なわけだ……」
釘崎野薔薇「えぇっ?同級生?!」
禪院真希「は?…呪霊操術って言ったら…あん時の…」
狗巻棘「ツナマヨ!?」
パンダ「ふふん。」
西宮桃「…え…どういう若作り?」
加茂憲紀「…かわいい…しかも1級の呪霊操術師?!」
メカ丸「……本当ナノカ?」
禪院真依「…若…すぎない?…なんか悔しい」
東堂葵「タッパとケツがデカくねぇ…−120点!」
三輪霞「……かわいいしすごい〜」