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walking proud~呪術廻戦~R18~

第34章 surround ■ 【番外編】


レイは任務を終えて、いつも通り夏油に無事報告のLINEをした。

なかなか既読がつかなくて、またも不安に駆られる。

「んー…やっぱ私って気持ち悪い女だよねぇ…
完全に入れこみすぎてる…」

ウザくて重い女にはなりたくない。
嫌われたくない。

だから、やっぱり何も言わずに何も考えないように努めた。

しかし…決定的な瞬間を目撃してしまったのだ。


「ーっ!!!」

息が止まってしまった。


「だ、れ……あれ?」

気を紛らわすために本屋に寄り、店を出た瞬間、道路を挟んで向かい側のその光景に唖然とする。


知らない女性と夏油が何かを喋りながら並んで歩いている…


ただの知り合い…かな…?

別に手を繋いでいるわけでもくっついているわけでもないし…

…でも……



最近の彼の動向もあって、気にならないわけがなかった。

レイは気付かれないように後を追う。

すると、2人は人通りの少ない狭い路地裏へと入っていった。
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