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walking proud~呪術廻戦~R18~

第29章 intention






「おめでとう憂太。
解呪達成だね。」


突然拍手しながら現れた目隠し無しの五条に
みな目を丸くする。



「え、誰?」


「グッドルッキングガイ
五条悟せんせーだよ〜」




それから、乙骨憂太に憑いていた過呪怨霊、里香についての話をする。


「憂太が正しかった。
里香が君に呪いをかけたんじゃなくて、君が里香に呪いをかけたんだ。」


乙骨はあの時のことを思い出して目を見張った。


里香ちゃん死なないで!!
死んじゃやだ!!
行かないで!!
死んじゃダメだ!!


ああ…そうだ…
僕はあの時…

里香ちゃんの死を拒んだ…



「呪いをかけた側が主従契約を破棄したんだ。」


全ての責任を感じて涙を流す乙骨。
里香に関しての問題は解決した。


「今更だが、夏油の件は君に非はない。
憂太がいなくてもあいつは必ず高専に来た。」


「ですかね……」


「あ、それからコレッ!」


乙骨に学生証を渡す。


「あっ!先生が拾ってくれたんだ!」


「いいや。僕じゃない。」


五条はにっこりと笑った。


「僕の親友だよ。たった1人のね。」





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