第18章 holy night■
ようやく部屋に戻ったレイと夏油はなだれ込むようにしてベッドに倒れ込んだ。
どちらともなく貪るようなキスをする。
「っはぁ…この姿の君をようやくまた独り占めできる…」
「んっ…ふ……っぁ…」
何度も唇を啄まれたかと思えば顔中に優しくキスが落とされていく。
その間ずっと夏油は目を開けていて少し口角が上がっている。
それだけでもうレイの熱が上り詰めていた。
「んん…そんなに…焦らさないで……」
「…ふっ…こんな姿でそんなことを言われるとぐちゃぐちゃに抱き潰したくなるよ…」
そう言いながらも、上半身を起こして舐めるような視線で見下ろしてくる。
「んー…やっぱいいなぁ…脱がせるのが勿体ない…」
そのままスルスルと優しい手つきでコスチュームの上から全身を撫でられていく。
「っ…ぅ……ん……あ……」
色欲の纏った視線で見下ろされ、先程の真顔の時よりもドキドキと鼓動がうるさくなる。
元々少しへそが出ていたコスチューム。
そこに手が滑ってきてビクリと体が跳ねた。
夏油は不敵な笑みを浮かべている。
ブラをずらされゆっくりと乳房が揉みしだかれた。
突起を柔く抓られ喘ぎ声が大きくなっていく。
「すっ…ぐるぅ…んあぁん…」
「ふ…もう少しこの状態の君を楽しませてくれよ…」
そう言ってスカートの中に手を入れる。
網タイツとショーツ越しに秘部に触れると、既にじんわりと湿っているのが分かり、湧き上がる情欲を抑えられなくなってきた。
「はぁ… レイ…君って子は……」
「ぅ…あ…はぁ…んん…」
ギュッと目を瞑ってひくひくと震えているレイに覆い被さって唇を塞ぎ、舌を乱暴に吸い上げながら秘部に爪を立てて擦った。