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walking proud~呪術廻戦~R18~

第52章 forgery


「クマぁ〜やっほー!!」
「クマちゃん、久しぶり。」

24時間営業のファミレスで合流した2人の女子を前に、クマは何食わぬ顔で朝食パンケーキプレートを食べる。


「今度の用はなんだ。ムシャムシャ」

「わ〜マジかわいいわぁ!」

そう言ってパシャパシャ写メを撮る。


「菜々子。ちゃんと話をして。」

「そうだけどぉ…美々子も話してよ」

「…わかってる。」

コソコソとやり取りを交わした後、今度は神妙な面持ちでクマに向き直る。

「あのね…夏油様の…ていうか…
"アイツ"のことなんだけど…」

クマはピクリと耳を動かし、ゴクリとパンケーキを飲み込んでから言った。

「はー…おいらぶっちゃけ"ソイツ"を信用するのはあまりにも危険すぎると思ってる。多分いつか殺られるぞお前ら。」

「ん…そしたらクマが守ってくれるでしょ?」

「そんな約束は交わせねぇ。言ったろ。おいら誰の味方でもねぇ。だからこそこーしてお前らとも遊んでやってんじゃねぇか。こないだなんか洗濯機壊れただけで呼びつけやがって。」

「あれは本気で困ってたんだもんー!美々子が変なもの入れるから!」

「は?あれは菜々子が服をぶち込み過ぎたからでしょ」

クマはイラつきながら2人のやり取りを睨みつける。
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