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walking proud~呪術廻戦~R18~

第51章 Infinity ■



夕食をある程度作り終わり、クマとウサギの勉強会を覗いてみた。


なんと、本当に語学の勉強をしている。

クマはコピー能力によって何語でもすぐに覚えられるし喋れるわけだが、ウサギはどうなのだろうかと黙って見守る。


「あーー!もう意味わからんにゃーっ無理〜っ!」

「おいこらっ!どこに行く気だ!待てぃっ!」

「ママぁ〜っ!助けてぇっ!」


ひょこっと飛び跳ねてしがみついてくるウサギをキャッチする。

さすがウサギ…

ものすごいジャンプ力だ。


クマはそんなウサギを見て呆れ顔をしている。


「はぁ…こいつにはどうやら語学力もないらしい。」

「ま、まぁいいじゃん。別に。
あ、お絵描きはどうかな?ウサやりたがってたし。
もしかしたらクマみたいに画家並みかも!」


そうしてとりあえず画用紙と色鉛筆を渡してみる。


「おし!まずは兄であるおいらを描いてみろ!」


するとウサギは心底楽しそうにお絵描きし始めた。

期待大の顔でレイもクマも見守る。




カキカキ…


「・・・」

「・・・」


カキカキ…


「・・・」

「・・・」


カキカキ…


「・・・」

「おい…ちょい待てぃお前ぇ!」


ピタッ…


「なんなのにゃ?邪魔しないでほしいにゃ」

「こいつはなんだ」

「なにって、見たら分かるにゃ」

「なんだと聞いている」

「アニキにゃ。どっからどー見ても。」

「あ゛?!」


レイが苦笑いする横で、
クマはやっぱり険しい顔をしている。
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