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walking proud~呪術廻戦~R18~

第51章 Infinity ■



ベッドの中。

二人の間にあるのはウサギのぬいぐるみ。

これは高専時代の夏休み、
夏祭りの際に夏油が射撃で取ったものの一つだ。
(第41章 youth 準番外編)



「もう1週間目だけど、あと何日くらいかかるかな〜?」

「んー…どうだろう。それに関しては私も全然分からないんだよね」

「楽しみだね♡絶対クマみたいな性悪じゃないよきっと♡だって僕らの子だもん♡」

「いやでも…呪力を流した者の表に出ない感情の部分から作られるはずだから…でもまぁ可愛いことには違いないよね、うさぎだし。」

「ねーでもレイ〜
僕はレイとのホントの子供も欲しいよ?」

「それは…私だって欲しいけど…
でもとにかく今はまだ無理だよ。周りに迷惑かけるわけにいかない」

「今日だって皆迷惑なんて思ってなかったでしょ?むしろ喜んでなかったー?」

「えっ…そいえば…そうだけど…」

「はーもー」

五条は拗ねたようにウサギに顔を埋めてしまった。


「…ねぇ、悟。じゃあゆびきりしよ?」

「へ?」

「五条家の跡取り、いつか必ず産むから。」


ようやく五条が顔を上げた。


「… レイ。約束だよ?
男の子でも女の子でもいいから、五条家の跡取り産んでね?」


レイはにっこり笑って小指を出した。

「うん。約束。」


ゆびきりをして、そしてウサギごと五条に抱き締められて眠りについた。
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