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walking proud~呪術廻戦~R18~

第50章 promise ■


「な、なに?びっくりしたっ」

五条は濡れた口をそのままにベッドから出てテーブルの上に何かを置き、レイに手招きした。

レイは訝しげにそこへ行き、テーブルに置いてあるその紙に目を見張った。


婚姻届…

しかも「証人」の欄には、自分の親の名前と、五条の親の名前がきちんと書かれていた。


「早くサインして。」

「え、今?」

「うん、今。
気が変わらないうちにね。」


ニヤリと笑われ、
途端に恥ずかしさが込み上げる。


ペンを渡され、レイは既に書かれている彼の名前の隣に、おずおずと自分の名前を書いていく。

気恥しさと嬉しさで胸がいっぱいになった。


「よーし」


五条は満足気に口角を上げてレイを抱き上げ、またベッドに組み敷いた。


「やっと完全に僕の夢が叶った。」


長かった……
諦めなくってよかったよ。ほんっと…


そう言って唇を重ね、バスローブを脱がしていく。


「はぁ…なんだかすごい久しぶり…
バスローブ脱がせるこの感じ……ふふっ」

「うんっ…」


離れていた分を一気に注ぎ込むように、深く濃密なキスを交わし、肌を重ねる。


「…は…やっと抱ける…
我慢しすぎてて…マジで死ぬかと思ってた…」


「ん…っ…え……」


悟は私に会うまでずっと禁欲生活してたんだろうか?


「えって何?まさか浮気とか疑った?」


「ちがっ、そうじゃなくて…」


「もちろん1人でもしてないよ?
僕そーゆー虚しいことしないの知ってるでしょ?
あ、もしかしてレイはけっこー1人でしちゃってた感じですかー?」


「んなっ?!してないよ!!」


「そ?じゃー溜まってるね?」


「んぁっ…っ!」


耳に舌を這わせ、下着の中に手を入れてくる五条。
自分でもわかるくらいにそこは濡れていた。


「ん〜…はは……もうぐっちょぐちょ…
すっげ興奮する…ヤバい……」


五条の声が聞いたことないくらいに苦しそうで、それが色っぽくて、その情欲を孕んだ熱と与えられる快感に耐えるのに必死だった。
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