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walking proud~呪術廻戦~R18~

第50章 promise ■


「ねぇレイ。
結婚指輪はどんなのがいい〜?」

そう言って後ろから腕を回す。

「えぇっ、私ぜんっぜんわかんないから悟が選んでいいよ?」

「ちょっと待ってよ、僕だってわかんないよ。全部初めてのことなんだから。」

「ははっ。そうだよね、確かに。」

「だいたいプロポーズだってこれで合ってんのかわかんないし。もう僕さぁ考えてみたらすっごーく恥ずかしいことしてるよね。あーなんか今更になって冷静になってきた…」

「恥ずかしいことなんてしてないよ?私すごく嬉しかったよ。今まで生きてきて1番。」

「…そ……ならいいけど。あー恥ずかし」


本気で羞恥に駆られているようで、
額に手を当てながらため息を吐いている。

レイはそんな五条を見つめながら気付かれないように笑った。

確かに考えてみたら…
こういうことってとても勇気が必要だったかもしれない。

でもどうやったら私が喜ぶのか、
やっぱり悟が一番よくわかってる。

どうやったら一生忘れないのかも。
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