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walking proud~呪術廻戦~R18~

第50章 promise ■




「ん…っ、ふ…ぁ…悟っ…ダメッ…」


キスをしたまま五条の手がスルスルと体を這っていく。


「ダメってばさとっ」


「ダメって言われるとしたくなる。
それに煽ったのはレイじゃん…」


煽ったわけじゃ…
と言おうとしたのだが、また獰猛に唇を塞がれた。


やっぱり彼とのキスは気持ちいい…
蕩けそう…
思わずこのまま身を任せてしまいたくなる…

でもここじゃ…


「っだ、だめっ!悟!」


「んもう、なにー?
レイに拒否権なんてないんですけど」


「場を弁えてよっ…
私だって…ずーっと耐えてたんだから…」


それ以上されたら我慢できなくなる。

と言って顔を火照らせ視線を外すレイがたまらなく可愛くて、五条の鼓動が初恋の少年さながらに跳ね上がる。

ダメだ…やっぱ好きすぎる。
萌えどころじゃない。死にそ。



「もー無理!じゃーずっとくっついてて!」


五条は耐えきれなくなりガバッと抱きつき
脚をからませ強く包み込んだ。


「っわ!もー!私だって耐えてたのに〜」


「ていうか!新しい髪型ちょ〜似合ってるよ〜
色もいい感じ♪」


「ほんと?よかったぁ〜」


「でも初めすごい驚いたよ?髪切るとかさぁもう本気で僕振られたなって思ったもん」


「えっなんで?」


「なんでって!髪切る時ってそういうタイミングでしょ」


「??なにそれ?聞いたことないんだけど?」


「えっ」


「えっ」


数秒真顔で見つめあったあと、五条が盛大に噴き出した。


「しぃ〜…」

「ぎゃははっ!無理無理!しぃ〜とか無理!」

「もう意味わかんないっ〜」

「ていうか掌で踊らされすぎじゃん僕っふはっ」

「どゆこと?私そんなつもりないよ?」

「わかってるわかってる。そーゆーとこ好きぃ〜」

「ひあっ!ちょちょっと…っ」


結局2人とも、
今は空の上なのだということをほぼ忘れてしまっていた。
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