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walking proud~呪術廻戦~R18~

第50章 promise ■



「これ…って…」


明らかにファーストクラスのペアシート…
ホテルのようなその空間に目を見張る。

何インチもある大きなテレビに人間4人は寝れそうな大きなシートというかベッド。
ほぼ個室だ。



九十九とクマとのフライトはビジネスクラスだった。
まぁ一応は出張の名目だったため呪術会の経費だが、
それだけでもすごいと思っていたのに…


「ね…悟…まさかとは思うけどこれ経費で落としてないよね?」

コソッと耳打ちすると、五条は呆れたように言った。

「なわけないじゃん。完全プライベートなんだから。」

「プライベート……ていうかそうだよっ、どどこへ行くの?」

「着いてからのお楽しみ♡」

ニヤリと口角を上げてシートに横たわり、レイを引き寄せた。

「ねぇこれ…さすがに贅沢しすぎじゃ…」

「だって11時間くらいあるし、ビジネスでもダルいじゃん。
それに、レイとずっとくっついてたいし、いっぱい話したいし…」

少し落ち着いたトーンでそう言い、レイの頭を撫でた。
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