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walking proud~呪術廻戦~R18~

第49章 roaring


風呂からあがり、スマホを見ると、硝子から5件の着信と2件のメッセージが届いていた。

「えっ…どうしたんだろっ…」

すると横からクマが声を上げた。

「んだこれぇ…
おいらのスマホにシチサンから10件以上も着信がある。」

「っえ、マジ?私んとこには硝子から…」

「あいつらめ…。まぁ大方、要件は予想つくが。」

確かに予想は着く。
間違いなく五条に関してだろう。



レイは恐る恐る硝子に電話をかけた。


«っあ、レイ?ちょっと遅いよ»

「ごめんっ、お風呂入ってて…」

«ホントに冥さんのとこいるんだ。ていうか、五条に連絡してやってよ。»

「えっ、ど、どうして私?そんな勇気ないよ」

«一応聞くけど、別れたいわけじゃないよね?»

「そ、れは…もちろん…」

«じゃー電話してやって。さっきまであいつと会ってたんだけど、すっげー落ち込んでて死人みたいだった。見てらんなかったわ。泣き喚くし…»


その話にさすがに目を見開いて言葉を失ってしまった。
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