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walking proud~呪術廻戦~R18~

第8章 unexpected


森さんの運転で現場へ向かう車内でも、五条とクマはくだらない口喧嘩をしていた。

たまにバックミラーで森さんが眉をひそめてため息を吐いていたが、レイはあえて黙っていた。

口を挟むと余計にエスカレートするからだ。


そうして着いた先は、廃墟のビルだった。
見ただけでそこだけ異常な空間だとわかる。

森さんが帳を下ろしたのと同時に五条が余裕の笑みを浮かべた。

「さっさと片付けて、帰ってスマブラやろーぜー!」

「おいら次はレイと同じ姫系使ってみる〜
お前に手加減してやるためにな!」

「あぁ?!」

「ちょっとクマ?姫様系は結構強いんだよ?」


全く関係の無い雑談を続ける謎の組み合わせの3人?に、森は、本当に大丈夫なのかと夜蛾に電話をしようか迷ってしまったくらいだった。
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